副鼻腔炎とポリープの手術体験記:名医との出会いから感動の入院生活まで
3月中旬、私は長年悩まされていた鼻の問題を解決するため、手術を受ける決意をしました。
診断は副鼻腔炎と鼻茸(ポリープ)。これらが原因で、常に鼻詰まりに苦しんでいたのです。
🏥 病院探しと、Googleマップの評価
「鼻が詰まる…もう限界だ」と思い、まずは近所の耳鼻科を探すことに。Googleマップを開き、評価をチェックしながら探しましたが…驚くことに、多くの耳鼻科の評価が低く(5段階評価で2など)、コメントも厳しいものばかり。
「これは困った…」と途方に暮れかけましたが、諦めずに探し続け、JRで二駅先に、ようやく評価の良いクリニックを見つけました。

その名は「かわきた耳鼻咽喉科」。コメントには「名医と言えるでしょう」という力強い言葉が。駅から少し遠いけれど、この言葉に賭けてみることにしました。
午前11時頃に到着すると、待合室はすでに多くの患者さんで賑わっていました。受付で告げられたのは、「申し訳ありません、午前中の受付は終了しました。午後の診察でお願いします」とのこと。
午後の診察開始は15:00。途方もなく長い待ち時間を、なんとか潰しました。
👨⚕️ かわきた先生の診断と紹介状
ようやく私の番が来て、かわきた先生(おそらく!)に診察していただきました。一昨年に遭った二輪車事故の影響で鼻詰まりが悪化したのでは、とお伝えしました。
内視鏡での診察後、先生ははっきりと言いました。
「うーん、これはあなたがおっしゃるように交通事故の影響じゃないと思いますよ。」
「これは、このようになっていて(内視鏡の映像を見せながら)、もともとあった副鼻腔炎とポリープの影響でしょう。」
「薬剤の治療は効果が弱いこともあるし、レーザー治療は再発の可能性がある。ここは手術をしたほうがいいと思いますよ!」
そのエビデンスに基づいた自信に満ちた説明に、私は迷わず「手術するしかないですね」と答えていました。
すると、先生はにこやかに続けました。
「そーかー、わかった。明石市民病院にね、ほんとうに上手な医者がおるんですよ!いい機械も入ってるしね。鼻の穴から手術するから顔を切らなくて済むし。突然訪ねても診てもらえないから、ぼくが紹介状を書いときますね。」
こうして、素晴らしい先生への紹介状を手に入れることができました。手術への不安よりも、むしろ期待とワクワク感がこみ上げてきました。
🏥 明石市民病院・長谷川先生との出会い
紹介状を持って明石市民病院の耳鼻咽喉科を訪れ、長谷川先生の診察を受けました。長谷川先生も、かわきた先生と同様に、現在の状況を非常に分かりやすく説明してくださいました。
その後、手術に伴うリスクについても、万が一の非常に稀なケースを含めて、詳細な説明がありました。正直、少し怖い内容もありましたが…
「こんなことはめったにないのですが、規則上、説明しないといけないのでね」という言葉を聞いて、ひとまず安心しました。
何より、長谷川先生からも「大丈夫!」という自信に満ちたオーラが感じられ、手術に対する心配はすっかり消えていました。
😴 手術当日:最高のねむりごこち
そして、いよいよ手術当日。全身麻酔での手術は人生初体験。少しの不安はありましたが、「麻酔ってどんな風に効くんだろう?」という好奇心の方が勝っていました。
手術室まで自分の足で歩いていき、手術台(細身で、両手を広げる支柱が付いていて、まるで十字架のようでした)に横たわりました。すぐに麻酔用のマスクが口元に当てられ、ガスが流れ込んできます。
「これはやばい!!」と思った瞬間、普段は眠りが浅い私でも、数秒後には信じられないほど幸福な気分に包まれ、意識が急速に遠のいていきました。
本当に、人生で最高のねむりごこちでした。
✨ 術後:痛みゼロの奇跡?
次に意識が戻ったのは、ストレッチャーの上。手術が終わったようです。鼻は詰まっている感じがしますが、驚くことに術後の痛みは全くありませんでした。
事前に読んだ説明書には「鼻の痛みは必発」と書かれていたので、これは嬉しい誤算です。
その後、退院までの6日間、そして現在に至るまで、痛みを感じることは全くありませんでした。
「おお!これはまさにゴッドハンドの賜物か!」と感動しました。
日本の医師の技術レベルの高さ、そしてそれを保険診療で受けられることのありがたみを、身をもって実感しました。
💖 感動の看護ケア:明石市民病院の素晴らしさ
今回の入院で、もう一つ深く感動したのが、看護師さんたちの存在です。
明石市民病院の看護師さんたちは、本当に素晴らしかったです。
実は以前、看護学校の卒業生向けに病院の評判についてアンケートを取った際、「明石市民病院はあまりお勧めしない」という声が複数あったのです。そのため、少しだけ先入観があったのですが…
実際に入院してみると、その印象は180度変わりました。看護師さんは皆さん、驚くほど親切で、丁寧で、そして明るいのです。
私が持っていた新札が院内の自販機で使えなかった時も、「古い機械でごめんね~、ボロ病院で申し訳ない!」とユーモアたっぷりに対応してくださり、かえってこちらが恐縮してしまうほどでした。
本当に、皆さんの優しさとプロフェッショナルなケアに、心から感謝しています。
🇯🇵 日本の医療レベルに感動
いやー、今回の経験を通して、日本の医師、そして看護師をはじめとする医療従事者の皆さんのレベルの高さに、改めて感動しました。
正直なところ、快適すぎて「あと一週間ぐらい入院していたいな」と思ってしまったほどです。
これからは、自信を持って「明石市民病院、すごく良い病院ですよ!」とお勧めしたいと思います。
お世話になった全ての皆様、本当にありがとうございました! 🙇♂️
今後は明石市民病院もいいですよとお勧めしたいです。
↓ご質問・相談は以下からお寄せ下さいませ。
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