
急成長中の「りんご塾」代表 田邉亨氏談
衝撃の出会い:分数も四則演算も理解できない中学生
子どもの振る舞いは、大人の接し方しだいで劇的に変わります。
そして、この原則は勉強にもそのまま当てはまります。
大人の関わり方一つで、子どもたちの「学びに向かう態度」はみるみる変化していくのです。
私が「りんご塾」を開設する前、雇われ講師として働いていた補習塾でのことです。
中学3年生になったばかりの「朱里さん(仮名)」という女子生徒がいました。
彼女はすでに2年間塾に通っていましたが、驚くことに、分数も四則演算の順序も理解できていませんでした。
当然、数学のテストは悲惨な点数。「数学はキライ」と本人も諦めていました。
諦めずに教え続けた先にあった「満面の笑顔」
私は朱里さんを放っておけず、残業代も出ない中、個人的に小学校の算数から教え直すことにしました。
無理のないペースでゆっくりと教えたところ、彼女はどんどん理解できるようになりました。
補習授業が終わるころには、彼女は満面の笑みで「ありがとうございました!」と丁寧にお礼を言って帰っていきました。
そして、次回には数学が苦手な友達を連れてきたのです。
連立方程式や解の公式を知らなくても生きてはいけます。
しかし、私は「勉強はさっぱりわからない」という思いのまま成長してほしくありませんでした。
私が求めたのは、「わかる」「できる」のレベルの高さではありません。
ただ、この子たちに
〈やったら出来た〉
という成功体験を積ませてあげることが非常に大切だと感じていました。
個別指導の重要性に気づき「りんご塾」を開設
この出来事がきっかけとなり、「子どもには個別で教えてあげるのが効果的だ」と強く感じました。
その子の才能やペースに合わせた進度で学習を進められるからです。
これが独立を決意した理由となり、2000年に開設したのが「りんご塾」です。
現在では全国に教室が広がり、生徒数は1,000人を超えるまでになりました。
子どもと接するときに「大人が絶対大切にすべきこと」
私の教育プログラムの核となる、子どもと接するうえで最も大切にしているポリシーをご紹介します。
1. 大人の「物差し」で子どもを測らない
子どもを注意するとき、大人は無意識のうちに「今の自分の能力」を物差しにしてしまいがちです。
例えば、子どもが算数のドリルで100点満点を目指して頑張っているとしましょう。
立場 | 能力の物差し(イメージ) | 目標 |
子ども | 100点 | ドリルで全問正解 |
大人 | 1,000点 | 社会で揉まれ、学校教育を終えた能力 |
100点の物差しの中で頑張っている子どもを、1,000点の能力を持つ大人が叱るのはフェアでしょうか?
自分の物差しだけで、子どもの頑張りを評価するのはアンフェアではないでしょうか。
2. 子どもを「格下」に見ない
この考えに基づき、私は常々、次の心がけを持つようにしています。
子どもに口出ししたり、叱咤したりしたくなったら、言葉を出す前に、まず自分自身に問いかけます。
「目の前の子どもと同じ年齢だった時、自分はこれができていただろうか?」
子どもと同じ立場になって自分を振り返ることです。
このステップを踏んでなお、伝えるべき言葉であれば、子どももきっと耳を傾けます。
なぜなら、それは子ども目線になったうえで伝えられた、心からの言葉だと伝わるからです。
❌ 上から目線は絶対にNG
大人の見下すような態度(「バカじゃないの」とでも言いたげなトーン)は、特に勉強の場面では絶対に避けるべきです。
子どもはそれを敏感に感じ取り、次第にその大人を相手にしなくなり、表面的な返事だけで話を聞き流すようになります。
⭕️ 尊敬の念を持って接する
逆に、子どもを格下に見ることなく、むしろ尊敬している気持ちが伝わると、子どもは「この大人は自分を認めてくれる人だ」と気づきます。
自分を認めてくれる人の話は素直に聞けるものです。
そして、「この人が教えてくれることなら、勉強しよ!」と、自ら学ぶ意欲を持つようになるのです。
「子どもの能力を上から測るのではなく、一人の人間として尊敬し、その子の成功体験を何よりも大切にする」— これが、私が教育者として最も大切にしているポリシーです。
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