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読んだら忘れない暗記術

勉強ができる人が行っている「SQ3R法」です。

 

Survey(調査)

Question(質問)

Read(読む)

Recite(復唱する)

Review(復習する・見直す)

① Survey(調査)

 俯瞰する・大まかな流れを掴む。

 読み始める前に、何が書いてあるか全体を見てみます。
 参考書であれば最後のまとめを読んだり、見出しを見たりして、今から読もうと思っている章には何が書かれているかを把握しておきます。

このことは、国語の問題内容を理解するときにも使えます。
問題文の最初から読むのではなく、最後の段落を先に読みます。
最後の段落では、筆者の言いたいことの結論が書かれているからです。
また、「筆者の考えに最も近い肢を選びなさい。」という問題があれば(通常最後の問題になります)、その選択肢を読みます。
そのようにして、筆者が何を言おうとしているかを把握します。

② Question(質問)

 読む前に「疑問点」を作っておく。

・英文法であれば、この単元は何が原則で何が例外なのかなど。
・数学であれば、この単元はどのような規則が働いているのか。
 基本的にどのような手順で解いていくのか。
・国語であれば、筆者はどのようなことを証明しようとしているのか
 筆者はどのような理由を挙げて自説を証明していくのか。

③ Read(読む)

 読んでいきます。

 気になるところはメモ書きをしながら読んでいきます。
 大事な部分には線を引きながら読んでいきます。

④ Recite(復唱する)

 読み終えたら、自分の言葉で説明してみる。
 あるいは、読んだ内容を人に教えてあげる。
 書いてまとめてみるのもよい。

⑤ Review(復習する・見直す)

 一通り読み終えたら、もう一度重要な点を抑えながら読み返す。
 翌日に内容を振り返ったり、問題を解き直す。

「Review」のために、以下のようなノートを作るとよいでしょう。
・ノートの右面
 覚えておきたい項目を、問題形式にして書いておく。
 あるいは、コピーしたり切り抜いたりして貼っておく。
・ノートの裏面
 右面に書いた問題の解答を書いておく。

これらすべてを実行していくのは大変かもしれません。
①(Survey:調査)と②(Question:疑問)を実行するだけでも、文章の内容を把握する力はアップするでしょう。

 

 

 

  

    

    

  

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