
イースター島に点在する巨大なモアイ像がどうやって運ばれたのか、という1世紀以上にわたる謎が、ついに解明されました。
最新の研究により、モアイ像が「歩いて」移動したという説が、最も有力であることが証明されました。
揺らして運ぶ「歩行説」が正しかった!
実験の成功:
2012年、研究チームはモアイ像のレプリカを直立させたままロープで左右に揺らし、少しずつ前進させる「歩行移動」を再現しました。
デザインの証拠:
道路沿いで発見されたモアイ像を調査した結果、幅広いD字型の台座とわずかに前方に傾いた形状が共通して見つかりました。
研究者は、これがモアイ像を「歩かせる」ための設計であると結論づけています。

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考古学的証拠が裏付け
高効率な移動:
形状を再現したレプリカを用い、わずか18人で100mの距離を効率よく移動させることに成功しました。
道路構造:
島に残る古代の道路には、歩行中のモアイ像を安定させるための緩やかな凹型の断面が確認されました。
転倒の痕跡:
道路脇で放置されたモアイ像には、運搬中に重心を崩して転倒したと考えられる形跡が残されていました。
伝承との一致:
ラパ・ヌイの口頭伝承には、「モアイは採石場から“歩いてきた”」という内容があり、科学的な研究結果と一致しました。
この「歩行方式」は、従来の水平運搬説に比べ、必要な資源や労働力を最小限に抑えることができる、古代ラパ・ヌイ人の優れた工学的知恵であったと評価されています。
イースター島のモアイ像に想うこと
冷蔵庫とか洗濯機を動かす時にこういう動かし方をした記憶があります。
この様な思いつきが、長年の謎を解くことになるというのはとても興味深いことです。
なぜモアイ像を並べたのか?
イースター島(ラパ・ヌイ)の住民がモアイ像を並べた目的については、多くの謎が残されており、いくつかの説があります。
最も有力な説は、モアイ像が先祖の霊や偉大な首長を象徴しており、彼らを祀るために造られたというものです。
守護神としての役割:
ほとんどのモアイ像は海を背にして集落(村)の方を向くように立っており、村を守る守護神的な存在であったと考えられています。
霊力(マナ)の象徴:
モアイ像にはめ込まれた目には「マナ」と呼ばれる霊力が宿ると信じられていました。
権力争いの象徴:
島の人口増加に伴い酋長(リーダー)が多数出現するようになると、より大きなモアイ像を造ることが、その酋長の力の強さの証とされたという説もあります。
モアイ像は「アフ」と呼ばれる石造りの祭壇の上に立てられていました。当時の資料が残されていないため、実際の祭祀形態や具体的な用途については、現在も研究が続けられています。
イースター島は164平方キロメートルしかありません。
八王子市(186平方キロメートル)よりも小さい島で、何が起こり、ラパ・ヌイ族は滅亡したのでしょうか?
住民が絶滅したのはなぜ?
イースター島の先住民(ラパ・ヌイ族)の文明が衰退し、人口が激減した原因については、主に環境破壊とそれに伴う社会の崩壊、そしてヨーロッパ人との接触という二つの大きな要因が挙げられます。
環境破壊と資源の枯渇
最も広く知られている説は、島民自らの行為による環境破壊が原因とするものです。
森林の伐採:
巨大なモアイ像を運搬・設置するためや、カヌーの建造、燃料として、島のヤシなどの森林が過剰に伐採されました。
生態系の崩壊:
樹木がなくなると、土壌の浸食が進み、農業に適した土地が失われました。
また、カヌーが作れなくなったことで漁業も困難になりました。
食糧不足と抗争:
深刻な食糧不足が発生し、限られた資源をめぐって部族間で激しい抗争が起こりました。
この抗争の中で、相手部族の霊力(マナ)を奪うため、モアイ像が次々と倒されたと考えられています。
ヨーロッパ人との接触
1722年にオランダ人が島を発見して以降、ヨーロッパ人との接触によって、壊滅的な被害を受けました。
奴隷狩り:
19世紀に入ると、ペルー人などによる奴隷狩りが繰り返し行われ、多くの島民が拉致されました。
疫病の蔓延:
奴隷狩りから帰還した一部の島民や宣教師が、天然痘や結核などの伝染病を島に持ち込み、免疫を持たない島民の間で大流行し、人口が激減しました。
このように、まず環境破壊と内紛によって社会が崩壊し、その後の西洋人による侵略と疫病によって、イースター島の文明は事実上の滅亡に至ったとされています。
イースター島内に問題を抱えていたとしても、西洋人との接触がラパ・ヌイ族の絶滅の要因なのでしょうね。
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