太陽の黒点の周期
ドイツの天文学者であるハインリッヒ・シュワーベは、太陽の黒点が増えたり減ったりする周期が11年であることを発見しました。
この周期を、その発見者であるにちなんでシュワーベサイクルといいます。

経済周期も11年
そしてこのシュワーベサイクルと経済活動が同期している、つまり、黒点活動が活発になる(黒点がたくさん現れる)と経済活動も盛んになるという説をW.S.ジェヴォンズが「太陽周期と穀物価格」という論文で示しました。
それ以来、太陽周期と経済活動は同期していると信じる人が増えたわけです。
GMO社の創業者の熊谷正寿氏も、景気11年説をガチで信じておられるようです。
ただし、黒点周期がきっちり11年かというとそうでもありません。
黒点の数のピーク年(極大期)を書き出すと以下のとおりです。
1968年
1979年
1989年
2000年
2014年
2024年or2025年(推定)
2000年の次のピーク年が2014年ですので、11年ではなく14年後となっています。
また、極大期が2024年か2025年ということですので、経済活動も最高潮であるはずなのですが・・・あれ? 今そんなに景気が良いかな?
今ひとつ飛びつくことができない説なのであります。
そこで!
「日本国の盛衰40年周期説」が浮上するわけなのです!
これは、日本という国の栄枯盛衰には40年周期があるというものです。
4例だけですが、40年毎に日本国は盛衰を繰り返していますので、両者に相関関係はあることになります。
今後の展望が明るいのでこの説を推したいと思います!
我が国の盛衰を時系列で示すと以下の通りです。
衰 1867年 大政奉還 → 戊辰戦争から明治時代の始まり(混乱期)
盛 1905年 日露戦争勝利 → 日本が植民地候補から国として認められてた
衰 1945年 第二次世界大戦敗戦
盛 1986年 バブル景気
衰 2025年 増税・金融引き締め・物価高
盛 2065年 ?????
つまりは、今後40年間は上り調子ということになります。
ウェ~イ!

皆様も40年周期説を推してみませんか?
↓ご質問・相談は以下からお寄せ下さいませ。
コメント