日本を代表する酒蔵、旭酒造が、なんと宇宙で日本酒を造るという壮大なプロジェクトを発表しました。
その名も『獺祭(だっさい) MOON』。

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で、獺祭を醸造するという人類初の挑戦です。
なぜ宇宙で日本酒を造るのか?
このプロジェクトの背景には、2040年代に現実味を帯びてきた人類の月面移住があります。
長期間にわたる宇宙生活で、生活に彩りを与えてくれる存在として、お酒が注目されているのです。
特に日本酒は、水分を多く含むワインの原料であるブドウなどに比べ、原料であるお米が軽いため、月までの輸送コストを抑えられるという利点があります。
将来的には、月にあると言われる水を利用して月面で日本酒を造ることを目指しているそうです。
1億円の日本酒、その驚きの内容とは?
今回のプロジェクトでは、「きぼう」で発酵させた約520gの醪(もろみ)を冷凍して地球に持ち帰り、清酒にします。

その中からわずか100mlだけを瓶詰めにしたものが、『獺祭 MOON – 宇宙醸造』として販売されます。
その気になるお値段は、なんと希望小売価格1億円!
この売上は全額、今後の宇宙開発事業に寄付されるとのこと。
まさに、宇宙への夢とロマンが詰まった1本と言えるでしょう。
宇宙で造られる日本酒の味は?
無重力や微小重力環境、宇宙線など、地球上とは全く異なる環境で造られる日本酒が、一体どのような味わいになるのかは未知数です。
しかし、その未知の味を体験できるだけでなく、人類の宇宙への挑戦を応援できる『獺祭 MOON』。
日本酒ファンはもちろん、宇宙好きの方にとっても夢のある話ですね。
皆さんは、宇宙で造られた日本酒、飲んでみたいですか?
<感想>
月面で醸造したお酒が美味しいのかどうかはともかく、100mlで1億円って高!
前澤友作さんあたりが購入するのかもしれませんね。


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