慶應義塾大学名誉教授 教育学博士 安藤寿康氏
行動遺伝学研究の第一人者が語る知能・学力に関する遺伝。
家庭環境で親にできることはなにか?

子供の性格形成に家庭環境はどのくらい影響するか?
神経質 46%
外向性 46%
開拓性 52%
同調整 37%
勤勉性 52%
子どもの好きなこと肯定する
子どものやることを根本で肯定する事が大事です。
子どもの自己肯定感は、親が子どもを肯定するところから始まります。
子どもが好きだと思っていることを肯定する事が大事です。
手近にあるものに子どもが関心を示したらそれを支援する。
好きさ加減が本物と思えば大事にする。
お受験の勉強も子どもが乗っているならOK。
親が見つけれられるかどうかポイントです。
その他親のできること
・読み聞かせは子供の学力に影響を与える。
・家を散らかさないこと。
散らかしてカオス状態になると成績は悪くなる。
・無理やり子どもに勉強しなさいと言わないこと。
子供のことを四六時中考えないようにする。
親が自分らしい、自分にとっていい生き方をしているということが、子どもにとって一番重要。
なぜなら、子どもにとって親は一番身近なロールモデルになるからです。
楽しんでいる大人(親)の姿を子どもは察知します。
学業に親が与える影響は5%程度です。

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