本年も残すところわずかとなりました。
一年が経つのは本当に早いものです。
子供の頃は、一年がこんなに早く感じなかった気がするなあとお感じになった方、
「ジャネーの法則」というのをお聞きになったことは有りませんか?
「年を取るほど時間が早く経つように感じる」という現象をジェネーの法則と呼んでいるようです。
ジャネーの法則とは、19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネが考案し、心理学者である甥のピエール・ジャネが自著で紹介した法則です。
ジャネーの法則を詳しく述べると、
「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例する。」
つまり、年齢に反比例するという法則です。
例を挙げると、
3歳児が感じる時間の長さと、30歳の人が感じる時間の長さの比率は以下のとおりです。
3歳児が感じる体感時間:30歳の人が感じる体感時間
1/3:1/30
両辺に30を掛けます。
1/3✕30:1/30✕30
=10:1
つまり、3歳児が10日間と感じる期間を、30歳の人は1日間としか感じないということになります。
では、1年間=365日を各年代でどのくらいに感じるのかを計算してみましょう
1歳
365日間✕1/1=365日間
10歳
365日間✕1/10≒37日間
20歳
365日間✕1/20≒18日間
30歳
365日間✕1/30≒12日間
60歳
365日間✕1/60≒6日間
ぎょえ~~~😱
ただし、ジャネーの法則は、「主観的に記憶される年月の長さ」を示したものです。
言い換えると、「過去を振り返ったときに感じる、印象としての時間の長さ」を示したものです。
つまり、年を取るほど日々の出来事への印象が薄くなって行くということになります。
結論としては、
長めの一年間を過ごそうと思えば、年を取れば取るほど、ワクワクした経験をしていけばよいということになりそうです。
物欲による満足感は、記憶として残りにくいと言われています。
僕も、その様な経験がたくさんあります。
欲しい欲しいと思っていたものをやっと買ってみると、あっという間にワクワク感はなくなり、やがて使わなくなってしまうのです😭
それに引き換え、旅行などの体験についての満足感や楽しさは、その記憶があせることが少ないと言われています。
家族や友人などと旅行に行ったりするのが市場にいのかもしれませんね。
昨年は、用事があったのと、卒業生グループが誘ってくれたりしたので、北陸、東京、九州、沖縄と移動する機会がありました。
やはり、一日一日のことを楽しい思い出としてずっと覚えています。
その他のことは忘れてしまいました。
これからは行ったことのない場所に行きましょう。
可能であれば旅に出ましょう。
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