先日、バスに乗りましたら、出発直前にご老人(男性)が乗車してこられました。
運転手さんは乗車前からその方を見ておられたようで、ご老人が乗車後に、
「車道を走ってこられたら危険ですよ。」と穏やかな声で注意されました。
すると、その後老人が、
「うるさいんじゃ!だまっとれ!ボケ!」と大声で怒鳴った後、
「🐟ヹ×!△♭●♯!⒥✔★※・・・・」(何言っているか不明)と怒鳴り散らしていたのでした。

これが世に言う「The 老害」かと思い、自分は決してこの様にはなるまいと心に決めたのでした。
さて、加藤俊徳先生が書かれた「老害脳」から「老害脳」のチェックテストなどなどをご紹介いたします。
老害は年令に関係なく進行するそうです😱

以下の10個の質問は、ご自分の老害化がどれだけ進行しているかをチェックするものです。
さあ!お答えくださいませ。
□ 人の話を聞くより、自分の話をするほうが多いと感じることがある。
□ 自分の成功体験を年下に押し付けがちになる。
□ AIやデジタルツールなど、最新の技術を使うことに抵抗を感じる。
□ 新しい音楽や映画を楽しむことが少なくなっている。
□ 最近のニュースやトレンドに関心を持たなくなってきた。
□ 自分と異なる意見を言う人に対してついイラッときたり、反発しそうになる。
□ 人にものを伝える時に、口調がきつくなったり、汚くなったりすることがある。
□ 年下と会話していて、ジェネレーションギャップを強く感じることがある。
□ 自分の外見への関心が薄れ、洋服や美容ケアなどの支出が減っている。
□ 新しいことを始めようとするのがおっくうに感じる。
1~2個 若々しい脳の持ち主です!
まだまだ若々しい脳を持っています。
この調子で柔軟性を保ちましょう。けれども、油断は禁物です。
新しいことに挑戦するなどして、さらに視野を広げていきましょう。
3~5個 老害前段階
3~5個 老害前段階
少しずつ「老害」の影が見え始めています。
改善のために、週に一度は新しいことを始めてみましょう。
例えば、新しい趣味やスポーツに挑戦してみてください。
6~8個 老害初期
「老害」の兆候が見られます。
周囲の意見を積極的に取り入れ、変化を楽しむ心を持ちましょう。
色々な世代と積極的に交流し、多角的な視点を学ぶことが大切です。
9個以上 老害💦
「老害」の進行が心配されます。
日常生活での小さな変化から始めてみてください。
例えば、毎日一つ新しいことを学ぶ、軽い運動を取り入れるなど、柔軟な脳をとりもどすための行動を心がけましょう。
加藤先生は、脳の機能ごとに番地をつけておられます。

① 思考系の脳番地が衰えた場合
知らないことや新しいことにひていてきになる。
すぐに「めんどくさい」と思ってしまう。
過去の経験に固執しやすくなる。
「そのままでいい」などと考えない仕組みを作りやすい。
上位の人の考え方や言動にぶら下がって指示待ち人間になる。
自分で積極的に考えたり、挑戦していくと老害を防止できる。
④ 感情系の脳番地が衰えた場合
感情をあらわにしやすくなる。
人を無視するようになる。
このような老害上司の下で働く場合、自分の評価を老害上司に任せず、自分で自分の良さを自己評価をするようにするとよい。
⑦ 記憶系の脳番地が衰えた場合
他人の意見を受け入れない。
新しい情報(他人の意見)を受け入れられなくなっている。
誰か(子供にも)に何かを教えていただくという気持ちを持つこと。
② 伝達系の脳番地が衰えた場合
話が一方的になる。
話が長くなる。
人を傷つける言葉に気付かなくなる。
自分の言い方が正しいかどうか気軽に聞ける人間関係を築く。
⑧ 聴覚系の脳番地が衰えた場合
人の話を長く聞いていられなくなる。
長く聞いていると始めの方の話の内容が記憶から消えていくため。
聞いていても話の内容が半分程度しか記憶できないため。
「うるさい」と自らシャットダウンするようになる。
③ 理解系の脳番地が衰えた場合
自分の理解を相手に押し付けようとする。
状況に変化があってもついていけないので「それはおかしい」と言うようになる。
自分の立場が理解できなくなる。
自分の考えがどれだけ一般からかけ離れているかを理解できなくなる。
自分の経験や知識を超えた新しい物事に理解を示せなくなる。
理解系が衰えるとすぐに怒り出すようになる。
怒りやすい人は理解系が十分働おらず、困っている人なので、愛情を持って対処すると良い。
⑤ 運動系の脳番地
人は座り続けていると衰えてくる。(運動系の老害になる)
鬱になる、心臓病になる、寿命が短くなる、頭が悪くなる、学習能力が下がる
⑥ 視覚系の脳番地
スマホを見続ける場合、周囲の視覚情報を得られていない(世界的に視覚敬老が増加している)
「基本的に老害になっても自覚がない。」というのが怖いですねー。
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