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🕊️ 敵を「糾弾」するのではなく「対話に招く」:社会を変えるための5つのステップ

昨今の社会や選挙の状況を見ていると、家族や友人、近隣住民でさえ、自分とは大きく異なる考えを持っていることに驚きやショックを受けることがあります。

しかし、人権活動家のロレッタ・J・ロス氏は、自身がレイプサバイバーでありながら加害者の更生を支援し、黒人女性でありながら白人至上主義者だった男性の人種差別克服を助けるという、驚くべき経験から重要な教訓を得ています。

それは、「意見の合わない人々を『糾弾』するよりも、『対話に招く』ほうが遥かに効果的である」ということです。

私たちが互いを理解し、優しさ、リスペクト、そして連帯を基に、重要な課題解決へと前進するために、ロス氏が提唱する「対話を始めるための5つのステップ」を分かりやすくご紹介します。

目次

💡 ステップ 1: 自分の痛みを「共感」に変える

わたしたちは、自分自身の痛みや絶望には敏感です。しかし、実際は誰もが何らかの痛みを感じています

誰かと意見が対立したとき、怒りを感じるのではなく、相手を理解しようとする好奇心を抱いてみましょう。

自分の痛みを、相手の状況を慮る共感へと変えるのです。

実践例:

🟢「失礼な扱いを受けたと感じたんですが、一度そのことを話してみたいんです。きっと意図的ではなかったんですよね? ちょっと話ができませんか?」

🟢「話し合いが少し険悪になっていると思うんですが、なぜでしょう。一度立ち止まって、この状況を見つめ直しませんか?」

まずは対立の背景にある人間的な感情に焦点を当て、話し合いの場に引き戻すことが重要です。

🤝 ステップ 2: 「潜在的な味方」を理解する

活動家たちは時に、相手が自分と100%合意することにエネルギーを費やしすぎます。

90%は意見が一致している相手と、残りの10%の違いを巡って延々と議論を繰り返してしまうのです。

しかし、完全に意見が一致しない相手と協力関係を築けない、という考え方は間違いです。

🔑 ポイント:

🟢わずかな違いに苦悩するのをやめましょう。

意見の一致度が75%、あるいは50%の人たちともっと対話する必要があります。

🟢彼らは私たちの使う専門的な言い回しは理解できないかもしれませんが、市民参加、公正さ、敬意といった世界観は共有しているかもしれません。

🟢戦略は違っても、最終的な目的地(例:困っている人を助ける)は同じである「50%の味方」を見極め、彼らを協力者として見ることが大切です。

悪意をもって社会問題を利用する明確な敵対者と、潜在的な味方とを、正確に評価して区別しましょう。

👂 ステップ 3: 自分自身が新たな学びを得る

「自分の考えだけが正解で、相手は間違っている。

自分が教え、相手が学ぶのだ」という前提で対話に臨むべきではありません。

かつてロス氏の教会には「心はパラシュートのようなもの。開いているときだけ機能する」という言葉があったそうです。

まずは「自分も何かを学べるかもしれない」という姿勢で、相手の話を積極的に聞いてみましょう。

そして、より多くの情報を得るまでは、相手に善意があると仮定するのが賢明です。

🛑 ステップ 4: ささいな争いを探さない

もし誰かの言葉遣いが荒くなっても、すぐに「糾弾」するのではなく、ステップ1に戻って一旦立ち止まりましょう。

この世に完璧な人はいませんし、誰もが過ちを犯します。なかには、過ちを償いたいと思っている人もいます。そういう人たちにはチャンスを与えましょう。

⚠️ 忘れてはいけないこと:

🟢あなたの気を引く出来事が、すべて注目に値するとは限りません。

🟢行動を起こすことは満足感がありますが、それが戦略的に正しいとは限りません。

🟢全員が成長途上であることを尊重しましょう。あなたが糾弾しなくても、相手が自発的に考えを改めるかもしれないし、そのほうがより効果的な場合もあります。

🌐 ステップ 5: 決して仲間にならない人たちと関係を構築する

世界はひとつしかありません。

世界観を共有できない相手とも、一緒の世界で暮らしていかなければならないのです。

だからこそ、そういう人たちのことを知り、彼らのことを気に掛ける必要があります。

自分と異なる考えの人々がいるコミュニティグループ(地域の集まり、趣味のクラブなど)に参加してみましょう。

ロス氏がカードゲームの社交クラブを大切にしているように、自分とは価値観が大きく異なる人々と楽しい時間を過ごすことは、私たち全員を繋ぐ人間性という糸を思い出させてくれます。


結論:違いを強みとして連帯を築く

憎悪や偏見が権力への近道に見える時代だからこそ、違いを弱点ではなく強みとして、一人ずつでも連帯を築き始める必要があります。

社会の仕組みを変えるには、この国の50%を味方につける必要があります。

そのためには、「対話に招く必要はない」と思っていた人々や、「到達できない」と諦めていた人々をも、私たちの連帯に引き入れる必要があるのです。

ロス氏は、どんな人も使い捨てにはできないと信じています。

あなたも、自分の誠実さと価値観に忠実であり続けるために、今日から「対話に招く」実践を始めてみませんか。

ロレッタ・J・ロス|LORETTA J. ROSS
スミス大学女性・ジェンダー研究准教授。

 

  

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