長期計画
各科目の学習サイクルを確立する

今回の計画では、各科目を3回繰り返し学習することを目指します。そして、それぞれの学習期間の割合を1回目:2回目:3回目=6:3:1とします。
具体的な学習内容のイメージは以下の通りです。
長期計画
1回目:
期間の割合:6割
内容:全範囲をじっくりと学習し、基礎を固めます。問題演習も行い、理解度を確認しましょう。架空の第三者に説明する学習法を使ってみましょう。
2回目:
期間の割合:3割
内容:1回目で理解が不十分だった部分や苦手な箇所に絞って復習します。間違えた問題の解き直しや類題演習を中心に進めましょう。
3回目:
期間の割合:1割
内容:2回目でもまだ定着していない箇所の復習と、重要事項の最終確認を行います。短時間で効率よく全体を見直すことを意識しましょう。
この学習サイクルを科目の数だけ繰り返すことで、知識の定着を図り、実力を確実に向上させていきます。
もし、6月中旬から受験勉強を始めて受験が11月の場合、10月末までに準勉強を終える予定ならば、6月~10月末までおよそ18週間あります。
これを6:3:1に分けますと、11週間:5週間:2週間となります。
中期計画
週ごとの学習計画を立てる
次に、各週の学習時間を具体的に割り振ります。
1週間を以下のように区切って活用します。
学習日: 5日間
予備日: 1日間
休日: 1日間
5日間の学習日の使い方
この5日間で、週ごとの学習目標を達成していきます。例えば、「今週はこの単元をここまで進める」「問題集を何ページまで解く」といった具体的な目標を設定し、それを5日間で分割して取り組みます。
1日間の予備日の使い方
この予備日は非常に重要です。計画通りに進まなかった場合や、苦手な分野をもう少し深掘りしたい場合など、学習の遅れをカバーしたり、追加で学習したい内容に取り組んだりする日として活用します。
計画に余裕を持たせることで、途中で挫折しにくくなります。
1日間の休日の使い方
休日は、心身のリフレッシュのためにしっかり休みましょう。
疲れた頭と体を休ませることで、翌週からの学習に集中して取り組むことができます。
無理なく継続するためにも、適度な休憩は不可欠です。
昼寝するような消極的な休日ではなく、積極的な休日にしましょう。
かねてからしたいと思っていたことを一つ叶えましょう
・食べたかったものを食べる
・行きたかったとこへ行く
・運動する
・友人に会う など
計画を立てたら、その計画を実行できたかどうか毎日記録しましょう。
計画だけでは目標は達成できません。
計画通りに実行して初めて目標を達成できるのです。
日々の実行を確認するために毎日行ったことを記録しましょう。
短期計画
1週5日間の学習予定の内、その内容を5日間のいつ行うかを決めます。
まとめ:計画を立てて着実に進めよう!
18週間という期間は、計画的に取り組めば十分に実力を伸ばせる期間です。
今回ご紹介した計画の立て方を参考に、自分自身の学習スタイルや苦手分野に合わせて、ぜひオリジナルの学習計画を立ててみてください。計画を立てるだけでなく、実行し、定期的に見直すことも大切です。
さあ、今日から合格に向けて一歩を踏み出しましょう!応援しています!
受験勉強の計画で困っていることや、もっと詳しく知りたいことはありますか?

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