ブレイキング・バッドも見終わったので、食事時に何気に「大雪海のカイナ」を見ました。
世界は海らしきものに覆われ、人々は巨大な樹木「軌道樹」の根本と上空の枝に住み分けを余儀なくされました。
樹上に住む少年カイナと根本の街の王女リリハの物語です。
世界観がすごいですね。

軌道樹の高さ
カイナとリリハが天幕(軌道樹の先端)から地上に降りるときに、垂直降下でスルスル降りていました。
カイナがリリハに「この調子だと地上まで降りるのに30日間ぐらいかかりそうだ。」と言いました。
20から30m降下するのに10秒程度しかかかっていませんでした。
フィックスアンカーを固定するのに20分程度かかるとして、30分で20mは降下できると思います。
6時間を降下にかけて、10時間休んで、8時間眠るとすると、20m✕6時間÷30分=240m
30日間で7200m・・・えええ!富士山の倍!
さすがに天幕(頂上付近)付近では酸欠で生きていけません。
(どんな惑星か知らんけど)
ならば20m降下するのに1時間かかったとして、30日間で3600m下ったということでしょうか。
軌道樹の構造
軌道樹は、高さが3600mと仮定してみます。

軌道樹の根本に張り付くようにある、リリハの住む王国の建物郡の幅は1km程度はありそうです。
幹の部分だけを見ても、直径300mはありそうです。
最も背の高いセコイアは、直径4.5m 高さ70~80m程度です。
セコイアの横高さ比率は4.5:80≒1:18
軌道樹の横高さ比率は300:3600=1:12
まあ、そんなもんでしょうか。
軌道樹の根元部分にかかる自重はものすごいはずです。
アメリカのセコイア国立公園にある ジャイアントセコイアの体積はおよそ1,487㎥、幹の重さは2,000トンにもなるそうです

軌道樹について考えてみると
体積:150m^2✕3(π)✕3600m✕1/3=81,000,000㎥ 😓
軌道樹の重さをXとすると、
1,487:81,000,000=2000:X
X≒108,944,183トン
約1億1千万トン
重すぎ!
ドバイのブルジュ・ハリファビルが約1500万トンと言われているので、軌道樹の重さはその約7倍。

下部の幹は自重に耐えられません。
細胞壁がセルロースなんかじゃなくて、炭素繊維みたいになってるんでしょうか?
独特の世界観をもった世界は想像が広げてくれます。
非認知能力の訓練になりました。
続きはご飯時に見てみます。
リリハは、自分が住むアトランドの人口が約1000人と言っていました。
どのように人口調整をしているのでしょうか?興味がつきません。

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