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「東京のど真ん中で、生活保護JKだった話」を読んで

昨日、寝がけに「東京のど真ん中で、生活保護JKだった話」とう五十嵐タネコさんのマンガを読みました。
アマゾンunlimited(読み放題)適用の本なので無料です。

貧乏な家に生まれて、住居が1室しかなく、親子4人が集まって寝る生活が当たり前と思っていたというところから始まります。
母親は統合失調症の影響で、子供が小さい頃から病的に罵ることが多かったようです。(当時の主治医から「病気のことは一生伏せて生きるように」という指示を受けたとかで、父には内緒で結婚したらしい)
その影響か、兄は引きこもり(部屋の隙間みたいなところへ入り込む)となってしまいます。
父は大病をして会社を退社し、いよいよ収入が途絶するのでした。
二度目の申請で生活保護を受給できるようになり、なんとか生き延びる事ができるのでした。
進学を諦めていた高校にも通えるようになり、バイトを始めるようになります。
主人公(作者)は、高卒後公務員試験に合格し、晴れて一人暮らしができるようになりました。
ストーリーとしては、ありきたりといえばそれまでなのですが、実話であるということが光ります。

中学、高校の女の子が、バイトするまでは服や靴も買えない中で、公立中学や高校になんとかやっていく様が涙を誘います。
お風呂は一週間に一回の銭湯通いのため、「なんか臭う」と言われてから、流しで頭を洗ったり体を拭いたりするのです。
でも、悲惨な感じはなく、「あ、こうやったらいける!」という感じで、ひたすら明るいのが救われます。
主人公がさらにえらいところは、友人たちに自分の境遇を打ち明けるという行為に出たことです。

いやー、自分やったらできんなー。
中高生で風呂週一、
なんか臭うなんて言われたら、
もうグレるしか無い。

また、たいへんだったんだねと理解を示し、変わらぬ付き合いをする友達たちもえらいなー

寝がけに感動して、しっかり覚醒してしまいました。

嘘をつかずごまかさずに生きるタネコさんはえらい!
その日の昼、地域活動に関わる方に適当に返事をしていたことを反省し、「よく調べもせずに適当に答えていました。本当にすみませんでした!」とのLINEを深夜に送ってしまいました。

「なんやこいつ、深夜に分けのわからんLINEしてきて。きっしょ!」
と思われているんだろなー
まあいいや。
気にせず生きていこう!