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仕事や勉強がなかなか進まない方へバレットジャーナルを!

目次

1.バレットジャーナルとは

スケジュール管理の手帳術です。
アメリカ人のライダー・キャロル氏が考案しました。
ライダー氏には学習障害があり、集中力が続かなくて困っていたことから、バレットジャーナルを思いついたそうです。

箇条書したタスク(やるべき仕事)等の先頭に「・」をつけます。
 例・国語の第5回を行う
処理できたら「・」に「☓」をつけます。
この「・」(中点)のことをバレット(bullet)といいます。
ジャーナル(journal)は日誌というような意味です。

全体の構成は、月の予定(マンスリーログ)、週の予定(ウィークリーログ)、日の予定(デイリーログ)などを箇条書きに記録します。
そのことでタスクや思考を整理し、計画的に行動できるようになるというものです。
手帳のフランクリン・プランナーと似ています。
フランクリン・プランナーは大変高価です。
しかし、バレットジャーナルは、全て自作なので非常に安上がりにできます。

2.バレットジャーナルに向いているのはどんな人?

⚫やるべきことがたくさんある人(家事・育児・仕事・勉強など)
⚫手書きが好きな人
⚫目標があり、それを達成したい人
⚫計画を立てて実行したい人
 などなどですが、当てはまらなくても大丈夫です。
 バレットジャーナルを利用すれば成果があがるでしょう。

◯日記をつけていたけれど、続かなかった人
◯行うべきタスクを忘れがちな人
◯複数のタスクをかかえ、何から手を付けていいのか迷いがちの人という人でも大丈夫です。

3.バレットジャーナルのコンテンツ

1.KEY(キー)

「・」(バレット)以外の記号を書いておきます。

⚫「・」タスク(すぐに実行できるもの)
⚫「◯」イベント(アポイントや友人の誕生日などの大事な予定)
⚫「ー」メモ書き(思いついたことや情報など)
⚫「*」重要な予定
⚫「!」アイデア
これらが基本のバレットとなりますが、それ以外にも以下のようなバレットがあります。
⚫「☓」完了したタスク等のバレットに「☓」を付けます。
⚫「>」同月内の日に移動させたタスク等のバレットの後ろに「>」を付けます。
⚫「<」翌月以降に移動させたタスク等のバレットの後ろに「<」を付けます。

これらのKEYは自由に設定していただいて結構です。
「□」タスク
「■」完了
「>」移動 同月中の別の日に移動
「<」リスケジュール 別の月に移動
「取り消し線」キャンセル
「△」イベント
「🎁」バースデー
「☆」重要
「〆」締め切り
などもいいかもしれません。

2.INDEX(インデックス)

全てのページの目次となります。
バレットジャーナルの何ページに何が書いてあるかがわかります。

3.FUTURE LOG(フューチャーログ)

1年分の目標やイベントなどの予定を記入しておきます。ページ番号はINDEXに記入しておきます。

4.MONTHLY LOG(マンスリーログ)

1ヶ月分の予定を記入します。右側にはタスクを記入します。ページ番号はINDEXに記入しておきます。

5.WEEKLY & DAILY LOG(ウイークリー アンド デイリーログ)

1週間のタスク等を記入します。縦でも横でもいいです。

画像はこちらの物をキャプチャーさせていただきました。ご覧くださいませ。

こちらもあまり手間を掛けずに、予算100円で始める方法を説明しておられます。ご覧くださいませ。 

最終的に落ち着いた形式

 YEARLY>MONTHLY>DAILY というところに落ち着きました。

 DAILYはこんな感じで使ってます。

最近は、Excelで書式を作り、活用しています。使いやすいです。

書式はこちらからダウンロードしてくださいませ。

6.COLLECTION(コレクション)

重要なタスクや知識やテーマごとに1枚を割り当てます。情報を集約します。

現在は、仕事以外のメモに使用しています。

4.バレットジャーナルをはじめるとどうなるの?

1.箇条書きにすると頭の整理ができる

頭の中で考えていることが可視化できるので、タスク等が明確になります。
そして、タスク等の重要度の順番が明確になるので、最重要なタスク等に集中できるようになります。
マインドフルネス状態が維持でき能率も上がります。
マインドフルネスというのは、取り組んでいる一事に集中するということです。
あれもこれも並行して処理すると合理的に見えますが、そうではないようです。
脳は2つ以上のタスクをパラレル(並行)に処理ができないからです。
テレビを見ながら人と会話を始めると、ニュースからの情報処理をしていた脳は、一気に人との会話の情報処理に切り替わるわけです。
これは脳に負担をかけますし、情報処理能力は落ちてしまいます。
なので、一事に専念(マインドフルネス)した方が早く処理できるというわけです。
マインドフルネス状態を作り出しやすくなるのが、このバレットジャーナルの利用なのです。

2.タスクとそれをやるべき時期を把握できるので、先延ばしがなくなる

タスク等を忘れることがなくなり、同時にこなす時期を意識したり、処理できない場合はタスクを移動させることで、タスクの未処理のままにすることがなくなります。

3.過去のタスク等をを一覧できるので、気づきややる気が生まれる

思いついたアイデアや、目にしたアイデアを記録することができ、あたらな気付きにつなげることができます。
ここ1ヶ月間、または数ヶ月間、行なってきたタスクを見ることで、達成されつつあることを確認できます。
また、処理できたタスクの数を知ることができ、自信を持てるようになります。
加えて、不必要なタスクに気づくこともできます。

5.バレットジャーナルって続けられるのかな?

1.気分が上がる好きなノートやペンを用意しましょう

常に手元において頻繁に見直すノートなので、ついつい見てしまう超お気に入りのノートをご用意くださると効果的だと思います。
できれば方眼用紙がいいと思います。
字面がそろって美しいです。
ペンも同様で、書くと楽しくなるペンをご用意ください。

僕が使っているのは、

A5サイズの手帳はファイロファックスのクリップブックです。360°開くことができます。リングの径も十分な大きさです。

conote
システム手帳初心者におすすめ!熟考されたデザインのクリップブックをリーズナブルに購入
システム手帳初心者におすすめ!熟考されたデザインのクリップブックをリーズナブルに購入システム手帳の老舗ファイロファックス社の、clipbook(クリップブック)を購入しました。 他のシステム手帳と比べるとお安いのに、細部まで凝ったデザインが素敵 […]

これはダイソーで見つけたA5サイズの手帳です。しっかりした作りで、なんと200円!これはいい!

リフィルはA5サイズの方眼ノートです。方眼であればきれいに描けます。

ペンはパイロットkakunoです。もともと子供用らしいのですがすばらしい書き味です。 ネット上でも、高級万年筆をたくさん購入していた方が、kakunoを高評価されていました。

メンズファッション研究所|KASHI KARI(カシカリ)
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2.使い始めは手抜きで行きましょう

最初は手間がかかるので、最低限どのINDEX、FUTURE LOG、MONTHLY LOG、DALLY LOGを作って使ってみましょう。
時間をかけて作り込んでいけば良いと思います。
とりあえず、上記のプラットフォームざっと作り、利用されることをおすすめいたします。
最初は不完全にということを念頭に置いてご利用くださいませ。

6.最後に

手で書くのと、PC等に入力することについての調査について、どの結果を読んだことがあります。
結論から申しますと、手書きの方が脳に良いという結果が出ておりました。
<授業中にノートをとる場合>
手書き:授業の内容を解釈して、その要点や要約、図解などを書くために、脳が活性化されるという結果が出ていました。
PCへの入力:聞いたことをそのまま入力する傾向が強く、脳の活性化を低下させるという結果が出ていました。

やなり、手書きのほうが色々と自由度が高く、思った通りに記述できるので有利だと思います。
また、愛着が湧くのではないでしょうか。
お気に入りのノートにお気に入りのペンで記入するレトロな行為はステキだと思います。

7.近況

最近、だいぶ使い勝手が良くなってきました。

仕事と公共活動とプライベートを一冊に集約し、毎日記入しています。

グーグルカレンダーと違い、記入する際に色々なメモを自由に書き添えられるので重宝しています。

グーグルカレンダー+メモしたこと+記憶

   ↓

バレットジャーナルに統合

   ↓

今後行うべきことをバレットジャーナルにまとめていくという流れで使用しています。

そもそも、このような手帳の手法は、フランクリン・プランナーを始めとして数々あるのですが、バレットジャーナルは自由度が高いので使いやすいです。

カスタマイズしやすいということになります。

何十年もなかなか使いこなせなかった各種手帳術について、もしかしたら安住の地を見出したかもしれません。

このブログを書いて2年3ヶ月が経ちました

現在の手帳は・・・

と逆戻り💦

やっぱり、たくさんのことを一極集中管理しようとすると分厚くなってしまいます。

全体を見渡すには最適です。

A5サイズのシステム手帳は何回も挑戦するのだけれど(今回で4回目)、毎回携帯性で挫折するのでありました。

今回は自宅に置きっ放しとして使用してきたので、

ああ、もうこれで行けるなと思っていました。

しかし、外出する機会が増え、やはり、手帳を持参したいなと思ってしまうのでありました。

そこで、何十年ぶりかにフランクリン・プランナーのコンパクトサイズに戻ってみることにいたしました。

A5も併用しようかなと思っています。