この手順で勉強していくと現国力が確実に伸びます(共通テストレベル)
「本文の読み方」
①→②→③・・・・の手順で解いていきます。
① 本文をざっと読みます。
大事そうな記述には、薄く線を引いておきます。
意味段落毎に何について書いてあるのか簡単にメモをします。
最終段落はしっかりと読みます。
最終段落には、筆者の主張が盛り込まれているので、筆者が何について書きたかったのかがよくわかります。
その後問題を解いていきます。
※ 慣れてきたら、本文を最初から精読して、出てきた問題毎に解くのもありです。
時間の短縮になります。
この場合も最終段落は先に読んでおきます。
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「選択問題の解き方」
② 選択問題の一つの肢を意味上に2つか3つに分け、それぞれの記述が本文の内容に書いていることと一致するかを検証します。
(何度も何度も本文に戻り読みするために大変忙しい作業となります。)
本文の記述に「反する・言い過ぎ・書いていない」部分を探し出し短めの傍線を引きます。
そして、その傍線の横に「反する・言い過ぎ・書いていない」とメモをしておきます。
また、本文の該当箇所にも傍線を引き、「反する・言い過ぎ」、問題番号をメモしておきます。
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「答え合わせ」
③ 動画解説を視聴します。
大事であると思った部分、分かりにくい部分については、リプレーで納得の行くまで見直します。
特に、各肢の間違えた箇所の理由については、腑に落ちるまで視聴します。
その時に、どのように間違えているのかという理由を、口頭で説明してみると理解が進んでよいでしょう。
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「復習」
④ 少し間をおいて(例えば翌日など)復習に取りかかります。
初見で解いた時と同様に解き進めていきます。
この時、授業動画の解説を覚えていても構いません。
しかし、思い出そうとせずに、間違いを探すことに専念して解いていきます。
「反する・言い過ぎ・書いていない」に該当する部分に線を引き、「書いていない」を除き、本文の該当部分にも線を引きます。
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「復習の答え合わせ」
⑤ 間違いの指摘が正しいかどうかを中心に、授業動画で確かめていきます。
この作業を続けることにより、どこに目をつければよいかという目の付け所が磨かれてきます。
再度間違えた箇所(傍線の引き間違い・「反する・言い過ぎ・書いていない」の分類間違い)については、時間をかけて正解とご自分の解との違いを認識し、正解の正解たる理由を納得の行くまで考えてみてください。
↑大事な作業です。
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「再復習」
⑥「復習」で間違えた問題のみ、1日以上間をおいて解き直してみます。
また間違えた場合は、⑤と同様の復習をし、日を空けて解き直してみます。
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「次の問題に進むタイミング」
⑦ ⑤まで終えましたら、次の問題に進んでください。
⑥の作業は、合間に行っていただければ結構です。
<国語力を付けるためには>
a 時間をかけて初見の問題を解く。
↑この作業では国語力はさして伸びません。
b 間違えた問題について正解を見る。
↑この作業によって、どのように考えていけば正解に達するかということを理解します。
c 間違えた問題を再度解き直す
↑この作業によって、正解に達する考え方が身についたかどうかを確かめます。
bとcの作業によって国語力を付けていきます。