受験勉強のポイント
受験勉強についての一般的なポイントを説明いたします。
社会人の方はスキマ時間を利用しましょう
朝からお仕事をして、帰宅して、ご飯を食べてお風呂に入ったら、もう寝る時間というのが社会人の方の一日でしょう。
帰宅して、緊張感から開放され、ちょっとボーッとしたくなってスマホでSNSやYouTubeやTikTokなどを見ていると・・・あっという間に時間が経ってしまっていたということはありせんか?
スキマ時間に少しSNSをのぞいたら、その後の時間にちょっとだけ勉強をするようにします。
そのためには、勉強のための動画や、理解用や暗記用の図表やまとめなどを用意しておきます。
電車に乗っている間用や、待っている時間用、お昼ご飯用にも見たり聞いたりすることのできる勉強アイテムを用意しておきましょう。覚えるべきことをカメラで撮り、スマホの待ち受け画面にするのもいいでしょう。
なんとなく消費している時間が、貴重な勉強時間に変わります。
1日の中で、スキマ時間はとても多くありますので、トータルすると1~2時間にはなるでしょう。
子育て中のお母様は動画、図表のまとめを利用しましょう。
お子さんがなかなか寝てくれなかったり、夜泣きしてしまったりしたら、勉強どころかご自分の睡眠時間をとることも難しくなってしまいますよね。
子育て中のお母様は、移動することが多いので、紙ベースの教材の活字を読むのは難しいと思います。
勉強すべき範囲をYouTubeなどの動画で見て勉強してみて下さい。
また、図表にまとめたものを印刷して眺めるのもいいでしょう。
お子さんと同じ時刻にいっしょに寝て、早朝に起きて時間を確保ようにしておられた方もおられます。
「自分の親の職業だったらいいなと思う職業ランキング」で、「看護師」が第1位でした。
ぜひ看護師を目指して下さいませ。
現役生の方は勉強に優先順位を付ける
学校の課題と受験勉強の両方をこなすのは難しい。
その通りだと思います。
普通は、学校の宿題や予習復習をするだけで一日は終わってしまうものです。
でも、それでは共通試験で平均7割を取るのは難しいでしょう。
なぜなら、それらは共通試験対策ではないものが多いからです。
ですので、抱えている勉強課題を、最優先で勉強すべきもの(共通試験対策になるもの)とそうでないものに分ける必要があります。
勉強課題に優先順位をつけて、優先順位の高いものから手を付けて行く必要があります。
優先順位の低いものについては、スルーできるものはスルーし、提出しなければならなものなどは、怒られない程度にやるということになります。
勉強計画を立てる
受験勉強の年間計画を立てましょう。
例えば
4-6月 基礎知識の定着
7-8月弱点の強化
8ー10月 第3回全統共通テスト模試(10月中旬)に向けての勉強
という大きな計画から、月毎、週毎、日毎に細分化していきます。
これらの計画は、受験に詳しい大学生などにアドバイスを受けながら作ると良いでしょう。
※「そんな人だれもいません。」という方は、年間計画は作成しますので、以下から、お名前・メールアドレス・志望校のみを記入しご依頼下さい。
やる気が溢れているときにガンガン進もう
予定よりも早く進んでいるとゆとりが生まれ、気が楽になり、自信を持つことができます。
逆に、予定が遅れていると気が焦り、勉強をしなくてはという義務感におそわれ、自身を失ってしまいます。
ですので、やる気が湧いているときには、どんどん進めていくのがよいのです。
予定通りに勧めることが出来たら、自分にご褒美をあげる
行動経済学によって、ご褒美があると成績が伸びることが証明されています。
やはり人間はご褒美につられてがんばってしまうのです(笑)
例えば、予定通りに、または予定以上に進むことができたならば、「◯◯を食べよう」「◯◯を買おう」「〇〇をしよう」と決めて実行します。
条件は、1週間達成のご褒美、1ヶ月達成のご褒美、復習が完成したご褒美など、色々と設定するとよいと思います。
※行動経済学=利益を目の前にした時に人はどう動くのかについて、経済学+心理学を使って解明していく最近の学問
なかなか理解ができない問題、なかなか覚えられないことがあれば、後回しにする
数学などでよくありますよね。
考えても分からなければ、
問題を解こうとする→分からない→解説を読む→分からない→人に聞く→分からない→付箋を貼って飛ばし、先へ進む→少し経ってからもう一度解いてみる
覚えようと思っても覚えられなければ、
解説書を作ってみる・図表を作成してみる・語呂合わせをしてみる→覚えられない→覚えるべきことを家中に貼る・スマホの待ち受け画面にする→毎日それを見るようにする
という感じで対応してみて下さい。