
国際研究チーム(欧州宇宙機関、ロスコスモス、アントワープ大学等)は、平均172日間宇宙に滞在した12人の宇宙飛行士を対象に、特殊なMRI技術「ファイバー・トラクトグラフィー」を用いた調査を行いました。
この技術は、脳の神経線維を3次元的に描き出すもので、いわば「脳内の高速道路網」がどう変化したかを可視化できます。
1. 脳の「大規模な再配線」が判明
研究の結果、宇宙での長期滞在は、運動をつかさどる領域(運動野)間の接続を広範囲にわたって変化させていることが分かりました。
特に変化が顕著だったのは以下の部位です:
🔵脳梁(のうりょう): 右脳と左脳をつなぐ架け橋
🔵皮質脊髄路: 脳から体に指令を送るメインルート
🔵小脳路: 体のバランス感覚を伝える経路
これは、重力のない世界で「どう体を動かすか」という難題に対し、脳が「地上用のネットワーク(古い型)」を捨て、「宇宙用のネットワーク(新しい型)」へアップデートしたことを意味します。
2. 「運動」だけではない、精神や認知への影響
驚くべきは、この変化が運動機能に留まらない可能性がある点です。接続が変化した場所には、言語、視覚、意思決定に関わるネットワークも含まれていました。
「脳の構造が変わるということは、私たちの考え方や感じ方そのものが変わる可能性がある」
研究者たちは、この大規模な再編成が、宇宙飛行士の精神状態や認知能力に長期的な影響を与えるのではないかと推測しています。
3. 地球に帰っても「宇宙脳」はそのまま?
さらに衝撃的なのは、地球帰還から7カ月後の再スキャン結果です。
宇宙で書き換わった脳の接続は、地上に戻ってもそのまま維持されていました。
一度「宇宙仕様」になった脳は、簡単には元に戻らない。
これは、人類が将来、月や火星に移住した際、人類の精神や性質そのものが変容していく可能性を示唆しています。
未来の「宇宙人類」に向けて
今回の研究は、宇宙環境が単に筋肉や骨を弱くするだけでなく、人間のOS(脳)そのものを書き換えてしまうことを示しました。
今後、この変化が「メンタルヘルス」や「思考能力」にどう影響するのかの解明が進めば、火星探査や宇宙旅行が当たり前になる未来の健康管理において、極めて重要なデータとなるでしょう。
いつの日か、宇宙に適応した「新しい脳」を持つ人々が、人類のスタンダードになる日が来るのかもしれません。
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