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フェイクニュースがはびこる現代→いい時代かも

自由民主党の総裁選挙、アメリカの大統領選挙、兵庫県知事選挙と、選挙が続くこの頃です。

兵庫県知事選挙は井戸敏三さんが20年間兵庫県知事の座についていましたので、人々の関心が薄い選挙でした。
そして、令和3年8月に齋藤元彦氏が井戸元県知事の後継者である金沢和夫氏を下して初当選したのでした。
その後、齋藤知事の下で、県庁舎の建て替え凍結、天下り禁止、兵庫県立大学の学費無償化などなどが実施されたぐらいに認識していました。

ある日、いきなりマスコミから、パワハラで県民局長を自殺に追い込んだどうしようもない知事という情報が飛び出しました。
その後も、おみやげをおねだりするとか、公用車の運転手が視察先の20メートル手前で車を止めたことに激怒するなどの情報が出るわ出るわ。
マスコミ全体が齋藤知事の悪行を暴き出したのです。
そして、齋藤知事は百条委員会に掛けられることになりました。
また、兵庫県議会は齋藤知事への不信任決議案を全会一致で可決しました。
その結果、齋藤知事は自ら失職を選択したのでした。(議会を解散させることもできました。)
そのころの僕は、「あー、とんでもない知事やなー。しかも、知事選にまた出馬するとはどんだけ恥知らずなやつなんやー。」程度に思っていました。

ところが、高橋洋一氏やひろゆき氏などの世間を冷めた目で見ている人たちから、「齋藤知事の件はおかしい」という意見が次々に湧いてきたのです。
その根拠は、既得権益に対抗して公約を98%近く達成している有能な知事だし、百条委員会では、悪行に関する何の証拠も出てきていないとうものでした。
そして、NHK党の立花孝志氏が、齋藤知事を擁護するために兵庫県知事戦に立候補するということになりました。

立花氏は、街頭演説で、「古くからある権益をぶち壊していく齋藤知事をいじめるために、県会議員たちが嘘偽りをマスコミに流している。」と説明しています。
また、「県民局長が自殺したのは、自らが行った名誉毀損がバレるのと、県の職員の女性のみを対象とした不倫を10年間で10人に行ってきた証拠が公用パソコンの中に入っていて、それがバレるからだ。」と述べています。
立花氏は、県民局長は職員の人事権を持つボスであるので、不倫ではなく、不同意性交の疑いがあるとも述べています。(人事権をちらつかせて断れないようにしたということを指しています。)
百条委員会では、公用パソコンの内容の県民局長の不倫に関する点に他の委員が触れると、委員長である奥谷氏(県会議員)が「それはプライベートなことで関係ありません。」と突っぱねたということです。
このことについては、隠し撮りした音声データを公開しています。

聴いてみました。

副知事「・・・それと、県民局長のパソコンの中に、倫理上問題になるファイルが有りました。それは、当該本人の不倫に関するものです。過去10年間にわたります複数の女性と・・・」

奥谷委員長「あのー、証言していただかなくて結構です。」

副知事「あの、証言させていただきます。」

奥谷委員長「それは証言していただかなくて結構です。」

副知事「いや、聞いて下さい。」

奥谷委員長「はい、休憩しますのでよろしく。」

と無理やり発言を静止して、それでも食い下がる副知事に対して、「休憩します」と宣言して強制的に副知事にの発言を封じました。

齋藤知事が、とんでもない性格の持ち主で、パワハラの挙げ句部下を自殺に追い込んだのか?
県会議員集団が、あらぬ噂を作り上げ、マスコミに流したのか?

なぞは徐々に明らかになるでしょう。

僕は、こういう傾向はとても良いことであると思うのです。
インターネットのない時代は、まさに、新聞やニュースだけが人々の目であり耳であったわけです。
これらのマスコミが白といえば、1億人の国民が皆白と信じたわけです。

ところが、インターネットが普及した現在、関係者のみが知る裏事情が当事者によって、また、タレコミを受けたインフルエンサーによってネット上に出回ります。

権力者にとっては、甚だ都合の悪い時代になったのです。

2020年のアメリカ大統領選では、もう、血みどろの戦いになり、大変興味深く観察させていただきました。
大統領の演説の最中に突然中継を打ち切る大手テレビ局
シアトルの入口にバリケードをを作って検問所をつくる者
他の大統領候補の支援者を射殺する者
投票所で、不正な投票用紙を大量に持ち込む者
投票用紙の集計機に特定の候補の数を水増しさせる不正が施した者
などなど
もう、めちゃくちゃになっていました。
このまま内戦が起こってもおかしくない状況でした。

当時、ネット上にはフェイクニュースが飛び交っていて、結構有名なジャーナリストや評論家も引っかかっていました。
真実を誇張したニュースが100万あれば、フェイクニュースも100万あるわけです。

こうした時代に、出回る情報の真偽をどのように判断すればいいのでしょうか?
どう生きていけばいいのでしょうか?
僕は、以下の三つのうちからどれか一つを選べばいいと思います。

1.無視派
そんなことを一切気にせず、本日行うべき課題を処理することに集中する。
政治や世界情勢なんか知るか!

2.自力本願派
日頃から、情報を収集し、ある程度の情勢を見極めておく。
そうしておけば、極端なフェイクニュースに踊らされることはない。

3.他力本願派
判断について信頼できる人物(身近な人・有名人でも可)を定めておく。
そうしておけば、聞きたい問題点を伝えるだけで、そこそこ正しい解答を得られる。
ただし、人選を誤ると偏った情報まみれになってしまう。

氾濫する大手メディアの偏向報道、ネット上のフェイクニュースの中から真実を見つけていきましょう。