南フランスの小さな町で進められている、人類の壮大な夢――地球上に小さな太陽を造り、ほぼ無尽蔵のエネルギーを確保するプロジェクト。
それは、国際熱核融合実験炉(ITER:イーター)計画と呼ばれています。

ITERとは、ラテン語で「道」を意味し、核融合エネルギーの実用化への道筋をつけることを目指した、史上空前の国際共同プロジェクトです。
🌟ITER計画とは?
ITER計画は、太陽と同じ原理でエネルギーを生み出す「核融合」の科学的・技術的な実現性を実証するために、実験炉を建設・運転する超大型プロジェクトです。
🤝参加国・地域
日本、欧州連合(EU)、米国、ロシア、韓国、中国、インドの7極(33カ国)が参加し、互いに協力し合いながら進めています。
📍建設地
フランス南部のサン=ポール=レ=デュランスにあるカダラッシュ研究センターに隣接する広大な敷地で建設が進められています。

🎯ITERの目標
ITERの目標は、核融合反応に必要な温度、密度、閉じ込め時間を同時に満たし、投入したエネルギーの10倍の熱エネルギーを取り出すことです。
これは発電こそしませんが、核融合炉を商業用に設計するための科学的・技術的な課題を解決することが目的です。
⚛️核融合を実現するための技術:トカマク型装置
太陽の中心部で起きている核融合反応を地上で再現するためには、原子核が融合する超高温状態、すなわちプラズマを安定的に維持する必要があります。
ITERでは、トカマク型と呼ばれるドーナツ状の磁場閉じ込め装置が採用されています。
超高温プラズマの生成:
核融合の燃料には、海水から採取できる重水素と、リチウムから生成する**三重水素(トリチウム)**という水素の同位体が使われます。
これを数億度にまで加熱し、プラズマ状態にします。
強力な磁場による閉じ込め:
超高温のプラズマは、通常の物質でできた壁に触れると冷えてしまうため、壁に接触させないようにする必要があります。
ITERでは、地球の磁場の数十万倍にもなる強力な超伝導コイルが生み出す磁場を使って、プラズマを宙に浮かせて閉じ込めます。
日本は、この超伝導コイルや、プラズマを制御する重要な部品など、高度な技術を要する機器の製作を分担しており、プロジェクトに不可欠な貢献をしています。
⏳今後の道のり:実現はいつか?
ITER計画は、2025年に最初のプラズマ点火(ファーストプラズマ)を、そして実燃料による核融合反応の本格的な運転を2035年に予定しています。
ITERの実験が成功すれば、その結果を元に、実際に発電を行う核融合原型炉(DEMO)の設計・建設へと進むことになります。
核融合発電が実用化され、クリーンで安価な電力をほぼ無尽蔵に供給できるようになるには、ITERの成果を踏まえ、さらなる技術開発を経て、今世紀半ば以降が目標とされています。
💡核融合エネルギーが世界を救う可能性
核融合エネルギーは、単に「新しい発電方法」に留まりません。
燃料の豊富さ:
燃料となる重水素は海水中に豊富に存在し、ほぼ無尽蔵です。
クリーン性:
核融合反応では、二酸化炭素などの温室効果ガスは一切排出されません。
安全性:
核分裂炉のような暴走の心配がなく、万が一トラブルが起きても、プラズマが消滅するだけで安全に停止します。
この壮大なプロジェクトは、人類が直面するエネルギー問題と環境問題を根本から解決し、「より良い未来」を築くための希望の道(ITER)となるでしょう。
私見
高市首相の政策の中にも核融合発電が入っており、予算がつくことでしょう。
今までの国際協力の日本の立ち位置は、キャッシュディスペンサーのようでした。
とにかくお金をせびられてきました。
今度の政府で、主導権を握れるようになればよいと思います
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