
京大チームが発見した「通せんぼ」の正体
「がん免疫療法」という言葉を耳にしたことはありますか?
自分の免疫力を高めてがんを攻撃する画期的な治療法ですが、実は大腸がんには効きにくいという大きな壁がありました。
しかし、2026年2月、京都大学の研究チームがこの「壁」の正体を突き止めたと発表しました!
1. なぜ大腸がんには免疫療法が効かなかったのか?
肺がんや肝臓がんでは高い効果を発揮する免疫療法ですが、多くの大腸がん患者さんには効果が薄いのが現状でした。
研究チームが詳しく調べたところ、がん細胞と正常な組織の「境界線」に、ある特定のたんぱく質が大量に存在していることが判明したのです。
🔵たんぱく質の名前: THBS2
🔵その役割: 免疫細胞の侵入をブロックする「バリケード」
つまり、せっかく免疫細胞を活性化させても、このTHBS2が「通せんぼ」をしていたために、攻撃部隊ががん細胞まで辿り着けなかったのです。
2. マウス実験で証明された劇的な効果
研究チームは、このTHBS2を作れないように遺伝子操作したマウスを使って実験を行いました。
| 条件 | がんの状態 | 免疫細胞の動き |
| 通常のマウス | がんが大きく成長 | 境界線で追い返される |
| THBS2なしマウス | がんが縮小 | 内部まで入り込み攻撃! |
さらに、既存の免疫療法薬を併用したところ、がん細胞が完全に消失するケースも確認されたとのこと。これは大腸がん治療において非常に大きな一歩です。
3. 今後の治療はどう変わる?
現在、大腸がんは日本国内で最も患者数が多く、死亡数も第2位という非常に身近で怖い病気です。
今回の発見により、以下のような新しい治療法の開発が期待されています。
🔵THBS2の働きを邪魔する新薬の開発
🔵既存の免疫療法とのコンビネーション治療
これが実現すれば、これまで「免疫療法は効かない」と諦めていたステージの大腸がんでも、完治を目指せる日が来るかもしれません。
👄ひとこと
ネット上の関連情報を補足すると、今回注目された「THBS2」は、これまでも他のがんで転移に関わっている可能性が指摘されていました。
しかし、ここまで明確に「免疫細胞の進入阻止」という役割が特定されたのは驚きです。
中西祐貴助教(京都大学)は、「このたんぱく質を標的にした薬剤を開発できれば、大腸がん治療の新たな選択肢になる」と意欲を示しています。一日も早い実用化を期待しましょう!
さらに詳しく知りたい方は…
今回の研究成果は、英科学誌『Nature Communications』に掲載されています。専門的な内容に興味がある方は、ぜひ元論文もチェックしてみてください。
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