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フランスの小学校生活の文化度

筆記用具

ずいぶん昔に、フランスの小学生(1年生~5年生)事情を紹介した番組を見ました。
女性が(学校の先生かな?)「フランスでは、小学生から万年筆を使っています。」
「理由は、フランス語を美しく書けるようになることと、一度書くと消せないので、書く前によく考える習慣をつけるためです。」
と説明していました。
流石、ヨーロッパ文化の中心であるフランス!
優雅な文化教育だなぁと思いました。

給食

その後、給食の説明となりました。
教室内では食べたらだめのようで、食堂に移動します。
出てきたのは、お昼の給食じゃなくて、完全なフランス料理です。
前菜→メインデッシュ→デザート
とスタッフがそれぞれ料理をサーブしてくれるのです。
食器も陶器やガラスでした。
す・ご・い!
先ほどの女性が登場して、「フランスの食文化を大切にしてほしいからです。」とおっしゃってました。
文化伝承に関しては相当気合が入っておりました。

現在は?

ずいぶん昔の話なので、現在はどうなっているのかなと思い、ネットでちょこっと検索してみると、さすがフランス!
今もって万年筆もフランス料理のコースも続いているようです。

グレートレース

このことを書いている最中に思い出したことがひとつ。
以前、道なき道を行くグレートレースという競技が放映されていました。
何日もかかる行程の上、睡眠時間を削って走ったりとメチャクチャ過酷なレースでした。
たまに休憩をとって栄養補給をしつつ、また走るということの繰り返しです。
栄養補給=食事なのですが、食事というよりも高カロリーなものをむさぼり流し込むといった方がいいかも知れません。
その後、フランス人のチームがやってきて、こちらも栄養補給の時間となりました。
各人がリュックからそれぞれ取り出して食べ始めたのですが、ちゃんとメインとデザートに分かれていたのでした。
少しでもリュックを軽くするために、みなさん最小限の携行食しか持たないのに、フランス人は食事を楽しんでました。
「三つ子の魂百まで」とか「雀百まで踊り忘れず」と言いますが、幼少の頃の習慣って大事なんですね。