SHOGUN見たさにディズニープラスに1ヶ月間だけ加入
今、ディズニープラス配信の「将軍SHOGUN」という全10話の時代劇ドラマが話題になっています。
時は関ケ原の戦い前夜、真田広之が扮する吉井虎長(徳川家康)と石堂和成(石田三成)のせめぎ合いが続く中、漂流して日本にたどり着いたイギリス人の按針(三浦按針ウィリアム・アダムス)が虎長側に加わってドラマは進んでいきます。
海外からは、本物の侍を描いた作品という評が多いようです。
真田氏が主演のオファーを受ける際に、「日本人の役は日本人がやる。日本からメイクや美術の専門家を呼んでくる。」という条件を満たさねば出演しないと交渉したとか。
確かに、NHKの大河ドラマのセットが貧相に思えるほどの豪華なセット(城や村の実物を作ったようです)でした。
このドラマを見たいがゆえに、1ヶ月間だけディズニープラスのサブスク990円を払いました。
そして見ました。
なるほど。
すばらしかったです。
細かいことを言えば、家康クラスの軍勢にしては少なっ!となりますし、
三浦按針が漂流して日本に着いたときには、村人にていねいに処遇されたと記録にあるのに、劇中ではイギリス人の漂流仲間の一人が釜茹での刑を食らってました。
また、事ある毎に切腹しまくります。
その勢いで切腹していったら、3年後には家臣がだれもおらんくなくなるぞと心配するほどです。
ついでに、切腹する武士の幼子まで極刑に処せられていました。
いやー、昔から幼い子供はめったに殺されることはなかったはず。
江戸時代の記録でも、大名行列を横切った子供がその場で成敗されたときに、土地の藩主が激怒し、斬り殺した大名に対して、以後藩内の通行を禁ずる処分を下したほどです。
などなどツッコミどころはあるものの、正直、面白かったです。
そしてなにより、役者さんの演技がすばらしかったです。
すごい!
皆さん、こんな迫真の演技をなさることができたんですね(上から目線)。
見入ってしまいました。
ってことは、下手くそな表現が目立つ日本のドラマや映画というのは、監督やプロデューサーが悪いんでしょうね。
自分は、大声で泣きわめく演技が嫌いです。
人って、本当に悲しい時や苦しいときに大声で明確な言葉を発することができるだろうかという疑問があります。
将軍では、皆口で語らず目で語っておりました。
とはいえ、まだまだ西洋人が日本へ持っている固定観念が払拭されているとは言えないので、日本製のホンマモンの時代劇を観てみたいです。
NHKには期待しておりません。
追伸
最終話である第10話の配信が本日あり、たった今見終えました。
按針が何度も大声でわめいておりました😭
すみません🙇♂️
わめく演技もありにさせてください。