
「文章は読めているはずなのに、なぜか誤読してしまう」「キーワードだけを拾って勝手に意味を解釈してしまう」……。
これは、実は読解力がある程度高い方にこそ起こりやすい現象です。
脳が優秀なあまり、先の展開を「予測」してショートカットしてしまうのですね。
先日、当校で「アレクサンドラ構文(読解力向上に資する論理的な文章構造の把握)」についてご紹介した際、読者の方から非常に切実なご質問をいただきました。
「単語に飛びついて勝手に解釈してしまう癖は、活字(本や新聞)を読むことで矯正できますか?助詞を意識すれば読解力は上がりますか?」
結論から申し上げます。
「はい、必ず向上します」。
今回は、読み飛ばしを防ぎ、正確な読解力をトレーニングするための具体的な4つのステップをご紹介します。
1. 助詞を「文章の接着剤」として意識する
コメントをくださった方は、すでに助詞の重要性に気付いておられて、「助詞を意識しながら文章を読むことでも読解力は向上するのでしょうか?」という質問をくださいました。
このことを見ても、この方は読解力が高いと思います。
「て・に・を・は」といった助詞は、単語と単語をつなぐ重要な接着剤です。
単語に飛びついてしまう方は、この接着剤を見落とし、自分勝手なイメージで単語を並べ替えてしまいがちです。
〇トレーニング法:
本や新聞を読む際、意識的に助詞を「心のなかで強調して」読んでみてください。
「が」なのか「は」なのか、一文字の違いで文章の意味(主客の関係)は大きく変わります。
ここを丁寧に見るだけで、脳の「予測読み」にブレーキをかけることができます。
2. 「主語と述語」を指で指し示す
文章が長くなればなるほど、構造は複雑になります。
迷子にならないためには、文章の「骨組み(スケルトン)」を捕まえることが不可欠です。
〇具体的なアクション:
「誰が(何が)」「どうした(どんなだ)」というセットを見つけたら、物理的に指で指してみる、あるいはペンで丸をつけてみてください。
この「物理的な動作」を加えることで、視線が滑るのを防ぎ、構造を客観的に捉えられるようになります。
3. 意味段落ごとの「要約メモ」を習慣にする
「読み終わったけれど、結局何が書いてあったか思い出せない」という状態を防ぐには、アウトプットを挟むのが一番です。
〇トレーニング法:
ひとつのまとまり(意味段落)を読み終えるごとに、余白に「要約メモ」を書き残しましょう。
「ここでは〇〇の定義について書いている」「次は〇〇の具体例」といった短い箇条書きで構いません。
自分の言葉に置き換えるプロセスを通すことで、読み飛ばしは劇的に減ります。
4. 設問や一文を「スラッシュ( / )」で区切る
特に受験や試験などの問題文では、設問自体の読み間違いが致命傷になります。
〇具体的なアクション:
文章を「文節」や「意味の区切り」ごとにスラッシュで区切って読んでみてください。
「何を / どのように / 答えるべきか」を分解することで、パズルのピースを埋めるように正確な解答へとたどり着けます。
解答のヒントは、必ず本文の中に存在します。
最後に:スピードを落とす勇気を
読解トレーニングの初期段階では、「あえてスピードを落として構造を見る」ことが最も重要です。
ゆっくりでも正確に読めるようになれば、脳の処理速度は後から自然とついてきます。
新聞のコラムや、お気に入りの一冊を手に取った際、まずは「助詞」と「構造」に注目することから始めてみませんか?
一歩ずつ、着実に。あなたの読解力に「正確さ」という武器が加わることを応援しております!
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