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若返りが現実に

Mr.サンデーより

ITの巨人たちが「若返り」の研究に巨費を投じています。

OpenAI CEO サム・アルトマン氏

245億円を投資

 

facebookの創業者 マーク・ザッカーバーグ氏

3000億円を投資

 

amazonの創業者 ジェフ・ベゾス氏

4500億円を投資

 

イーロン・マスク氏が出資する財団が「若返りの世界大会」を開催しました。

 

世界58の国と地域から600を超える「老化研究」のスペシャリストのチームが参加しました。

課されたミッションは、

人を10歳以上若返らせたら、送金総額150億円

というものでした。

「老化を抑制する薬」「老化を防止するサプリメント」「老化を抑止する遺伝子治療」などなど様々な方法で若返りを狙う多くのチームから、

ジャパン・ロンジェビティ・コンソーシアム(日本長寿会議)

オートファジーコー

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阿部養庵堂薬品

コウダラボ

タイムトラベラー

など6チームが準決勝に進みました。

日本のチームがめちゃくちゃ多いです。

今後臨床試験に入り、実際に10歳以上若返らせることができるかどうかで競っていきます。

2030年にグランプリが決定します。

準決勝に残った若返り研究の権威の皆さんがおっしゃることは以下の通り。

順天堂大学大学院医学研究科

堀江重郎 教授

「一回老化したいろいろな臓器の機能が若返るということは可能である。」

大阪大学

吉森保 名誉教授

「老化をある程度は止められるでしょうし、若返らせることもできなくはない。」

——————–

東京大学医科学研究所

中西真 教授

「老化細胞」、通称「ゾンビ細胞」とういのがあります。

 

増殖できる細胞が二度と増殖できなくなるステージに入るのが老化細胞です。

人の細胞は分裂しながら成長するのですが、これ以上分裂できなくなった細胞を「老化細胞」といいます。

本来ならば免疫の働きで取り除かれるのですが、加齢などで体内に居残り続けると独自の物質を出して周りの細胞を炎症させてしまいます。

中西 教授

「老化細胞は炎症性の物質をたくさん出して臓器組織や慢性炎症を引き起こしてしまいます。」

「慢性炎症に伴って、臓器や組織の機能が落ちたりがんなどの病気が起こりやすくなるのです。」

「老化細胞は若い頃から徐々に体内に蓄積し、いたるところで炎症を引き起こします。」

「これが老化の原因です。」

では、同対策すればいいのでしょうか?

① 断食

順天堂大学大学院

堀江重郎 教授

※堀江教授は、若返りの世界大会に参加して、日本特有の「食事」「運動」を組み合わせた若返り研究が評価され、TOP40に選出されたチームの頭脳です。

老化細胞を増やしてしまうNG行動は、

・お腹いっぱい食べてしまうこと

 食べれば食べるほど老化が進むということが分かってきています。

 常時食べていると腸内細菌がくたびれてしまって、悪玉の腸内細菌が増えてきます。

 

若返りを目指せるという方法は?

・ファスティング(断食)をする

 食べる量を一時的に減らします。

 断食して町内を休ませると骨髄(血液を供給する源)から新しい細胞が出てきます。

血液検査で、染色体の末端のテロメアという部分をチェックします。

 

テロメアの部分は細胞分裂のたびに短くなっていきます。

テロメアが長ければ長いほど若い細胞であり、何度でも細胞分裂ができるということになります。

血液検査でテロメアの年齢を調べることができます。

実年齢が46歳の人でも、テロメアの年齢が50歳ということもあります。

老化が進んでいるということになります。

その原因は、

・食生活

・体重が多すぎる

・睡眠が十分でない

・運動が十分でない

など。

断食をすると、まず確実にテロメア年齢が下がります。

つまり、確実に若返ったわけです。

断食の最初は16時間断食から試すのが良いでしょう。

20時頃に夕食を食べたら、翌日の朝食を食べずに12時の昼食から食べるようにします。

16時間断食に慣れたら、24時間断食に挑戦してみます。

朝食を食べたら、お昼ごはんを抜き、晩ごはんも抜いて、翌日の朝食も抜いて、翌日のお昼から食べます。

24時間断食に成功すると、次には36時間断食に挑戦します。

これも達成できたら、ついに目標の48時間断食に挑戦しましょう。

 

実験では2人の被験者がおり、

実年齢46歳の男性のテロメア年齢が49歳で、

実年齢29歳の女性のテロメア年齢が32歳でした。

48時間断食後、

実年齢46歳の男性のテロメア年齢が49歳から47歳になり

実年齢29際の女性のテロメア年齢が32歳から29歳になりました

堀江重郎教授

月に1回の断食が若返りにつながると思います。

 

② 阿波晩茶(あわばんちゃ)

徳島県の那賀町と上勝町を中心とする地域では、住民が皆若々しいのです。

那賀町の後期高齢者1人当たりの年間医療費は91.7万円と徳島県内最低値となっており、全国平均の95.6万円よりも低くなっています。

健康なシニアが多い理由を、住民の方々は「晩茶」のおかげと口を揃えます。

それが、「阿波晩茶」です。

製法が独特で、茶葉を茹でた後すりつぶし、樽で数週間漬け込んで空気中の乳酸菌で発酵させます。

その後数日天日干しし、手間ひまかけて作られるのです。

生産数が限られ、「幻のお茶」とも呼ばれているようです。

※収穫期は7~8月

  

大阪大学

吉森保 名誉教授

(若返り世界大会にも参戦)

阿波晩茶の中の特定の成分が細胞に働きかけて、細胞の中のオートファジーという非常に大事な仕組みを活性化するのです。

オートファジー

細胞のパーツが古くなっても、細胞内の膜に包まれ分解されてリサイクルされるという機能のこと。

阿波晩茶はオートファジーを活性化させ、若返らせるというのです。

オートファジーは古い細胞をリサイクルして新しい細胞に生まれ変わらせるのです。

そのことで、老化細胞が増えるのを止めることができるのです。

吉森名誉教授は、オートファジーを活性化できる 成分を求めて、500種類以上の植物を調査しました。

その結果最も効果が高かったのが「阿波晩茶」だったのです。

線虫の実験

線虫に濃縮した「阿波晩茶」をかけると、オートファジーが再び活発に細胞の中に起こり、目をみはるほど活動的になりました。

吉森名誉教授

「ようするに、若々しい状態になっているということですね。」

さらに、「阿波晩茶」をかけた線虫は寿命が13%伸びました。

人間に換算すると11年寿命が伸びたことになります。

吉森名誉教授

「発酵茶は色々あるんですけど、乳酸菌が違うとそのような活性化はできないです。」

なぜか徳島の乳酸菌がいいということですね。

阿波晩茶を飲む習慣があれば、それで健康・長寿となるということは十分に考えられます。

③ 水風呂

セレブ達がハマっている若返り法。

吉森名誉教授

「ごく最近『コールドプランジ』といって、冷たい水を浴びたり浸かったりする若返り法が流行っています。」

実際に冷水浴をした人でオートファジーが上がっているという実験結果出ています。

カナダの論文で、水風呂がオートファジーを活性化させると発表されました。

ナグモクリニック総院長

南雲吉則医師

コールドプランジを14年間実践しています。

南雲医師は70歳。

 

④ 薬

東京大学医科学研究所

中西真 教授

老化細胞を除去する阻害剤

老化細胞の中は酸性です。

そのままだと老化細胞は死滅しますが、GLS1という酵素が作用すると細胞内が中和され酸性から中性に変わってしまいます。

その結果、死滅するはずの老化細胞が生きながらえてしまいます。

そのGLS1に仕事をさせないようにするのが「GLS1阻害薬」です。

この阻害薬の作用によって、老化細胞は死滅するようになるのです。

マウスの実験

同じ年齢のマウス2匹の片方だけに「GLS1阻害薬」を投与します。

そして、2匹のマウスそれぞれを前足で棒にぶら下がらせ、何秒落ちずに耐えられるかという実験をしました。

すると阻害薬を投与していないマウスが50秒耐えました。

そして、阻害屋を投与したマウス(若返ったマウス)は100秒耐えたのでした。

東北大学大学院医学系研究科

宮田敏男 教授

「これが私が開発しているPAI-1阻害薬という内服の薬です。」

元々がんの免疫療法を補助する薬として開発されましたが、老化細胞を除去する効果あるといいます。

これを「若返り世界大会」で発表し準決勝旬出を果たしました。

宮田教授

「高齢のマウスでもPAI-1阻害薬を投与すると、骨密度が高くなっています。」

「さらに、筋肉量も阻害剤を与えたマウスのほうが多くなっています。」

まもなく人の臨床試験が始まる予定です。

2030年に「若返り世界大会」の結果が出てきます。

 

 

  

 

  

    

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